2019-01-01から1年間の記事一覧

色のグラデーション3

透明水彩は透明ですので、下に置いた色も透けて見える上に、寒色系と暖色系では見え方が違います。 赤に青を置くと少し渋い紫系になりますが、赤に黄色はきれいなオレンジ色になります。このように、緑や青も研究してみましょう。次は、混ぜて作る色のグラデ…

色のグラデーション2

水彩はここで、もう一度最初の四角の赤色を見てみましす。赤色ではなく、薄い赤、ピンク色ですね。 つまり、赤に白を混ぜなくても9つのピンク的な色を作れるのです。 これをしっかり頭にインプットして下さい。 水彩は一度色をおくと消すことができない場合…

【色のグラデーション】

【色のグラデーション】まず、透明水彩絵の具を用意します。 最低5原色(赤、青、緑、黄、黒)があれば良いのですが、最初は12色のセットでもかまいません。ただし、セットで買うと白色が付いてきますが、白色は使いません。紙は画用紙が良いので、普通のス…

【水彩画のすすめ】

【水彩画のすすめ】水彩画と一口に言っても、現代では、大きく透明水彩と、不透明水彩に分かれます。 ここでは、めんどうな理論は省いて、白を描かず白を見せる透明水彩画を描いていきます。私が小学校へ行っていたン10年前は紙の中は全部塗るように言われ…

消すだけ消したら、今度は仕上げの線で、白いところをまた描いていきます。デッサンの世界は、世の中に真っ白はない、と言う考えが一般的です。しかも、描かなければ消せないので、描いては消すの繰返しになります。そこで作品の深みを出していきます。[ (仕…

ここまで描いてくると縦線がじゃまになってくるので、縦線を気にせず、45度線だけを気にして描き混んでいきます。その時、仕上げに練り消しゴムを使うので、白いところも残しません。 さあ、ここで、練り消しゴムの出番です。 練り消しゴムは、消しカスが出…

植木鉢を見やすいところに置き、スケールを通し始めのうちは、10~15分じっくり見ながら中心を探します。もちろん葉っぱの先から鉢の影まで、きっちりスケールの中に入らなければいけません。 中心が決まったら、その中心から鉢の底はどこか決めます。底の両…

ただ、これだけでは退屈かも知れないので、平行して練習してもらうのが、用紙から鉛筆を一度も離さないで描く構成です。 初めてデッサンをする人は、一つの物をじっくり何10分も見つめることはあまりありません。すぐ目が反れてしまうのが普通です。そこで…

始めから完璧になんてできるわけはありません。12、15、18と進んで行くうちに徐々にですが、上手くなっていきます。 私のデッサンのクラスでは、毎回10分~15分くらいウォーミングアップとして半年くらい続けてもらいました。 もう辞めてもいいと言…

この10個の四角箱で白から黒へのグラデーションを描いてください。 最初の箱は真っ白なので何も描きません。 2つ目の箱は少しだけ暗くするために、斜め45度の角度で等分に2本の線を引きます。 3つ目は3本、次は4本、5本と斜め45度をキープしながら5つ…

【鉛筆の使い方】

【鉛筆の使い方】 まず、鉛筆の使い方から始めます。 鉛筆はHB など普通の硬い鉛筆でかまいません。 やわらかい鉛筆は滑りますので、最初はしっかり描けるように硬い鉛筆にします。 鉛筆への力の入れ方などもいっしょに学んでほしいので、シャープペンなど…

【はじめに】 鉛筆デッサンを基礎から

【はじめに】 鉛筆デッサンを基礎から考えていきたいと思います。私はアメリカのアラバマ州にあるモンテバロ大学留学中に、 鉛筆デッサンの可能性を再確認させられました。 それから、ニューヨークの大学院に行った時それが確信になりました。 それまで日本…